箕面昆虫館に行ってみた

箕面昆虫館ってどこにあるの?

箕面昆虫館は阪急「箕面駅」から徒歩でおよそ20~30分ほどのところにあります。箕面の大滝に行く途中の道にあるので、箕面の大滝を見に行く人は行きでも帰りでも構わないのでぜひ行ってみることをお勧めします。また、箕面昆虫館に行くまでの道(箕面の大滝への道)は坂が長く続くので運動不足解消にはいいかもしれませんが、私はかなり疲れました。ちなみに箕面昆虫館への道に迷うことはまずないと思うのでご安心ください。阪急「箕面駅」を出てすぐに見える坂がありますのでその坂をただ道筋に進めばいいです。観光客も多いのでわかりやすいと思います。

箕面昆虫館に入館するまでの道のり

坂を登る

私は箕面昆虫館に箕面の大滝を見た後に行きました。箕面の大滝に行く途中で「もみじの天ぷら」を買いました。「もみじの天ぷら」は箕面の名物ですので、箕面の大滝に続く道沿いに並ぶ店の多くで売っていました。割と店によって値段が異なるようでした。私は一番安く売っている店で「もみじの天ぷら」を買いました。

坂を登っている途中で虫取り網と虫かごを持ったたくさんの小さな子供たちを見かけました。残念ながら私が見かけた子供たちのほとんどの虫かごは空でしたが、非常に楽しそうで可愛かったです。

箕面の大滝までの道のりは阪急「箕面駅」からおよそ3㎞で、さすがに登っていると疲れたので途中にある休憩所で10分ほど休憩しました。また、その休憩所にある自販機で飲み物を買いました。私は意識が甘かったため飲み物を持ってきておらず、非常に喉が渇いていました。箕面の大滝へ続く道すがら自販機は確かにあるのですが、自販機があるのは坂のふもと付近でしたので、坂を登って喉が渇いてきたころには自販機はなくなっていました。箕面の大滝、箕面昆虫館に行く際は水筒などの飲み物を持参するようにしましょう。

箕面の大滝へ到着

箕面の大滝に到着しました。コロナの感染対策なのか滝に近づいて三密にならないようにしてあってあまり滝の近くの方へは近づけませんでした。

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箕面の大滝

滝を今まで多く見てきた人にとっては少し小さい滝に思えるかもしれませんが、私のように滝を今まで全然見たことがない人にとっては迫力が感じられると思います。私は迫力に圧倒されてしばらくじっと眺めていました。滝周辺の木の多くは「モミジ」だったので、葉が赤く色ずく秋に訪れて、滝を紅葉と一緒に眺めてみるのもいいかもしれませんね。

箕面昆虫館に到着

箕面の大滝を訪れた後、元来た道を戻って箕面昆虫館へ向かいました。お楽しみは最後に残しておくタイプなので滝を訪れた後に昆虫館に行きました。箕面昆虫館の前にはいかにも昆虫館という感じの石碑がありました。

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いかにも昆虫館って感じ

カブトムシ・クワガタコーナーへ

カブトムシ・クワガタムシコーナーでは日本のカブトムシ・クワガタムシだけでなく世界のカブトムシ・クワガタムシがいました。日本のものではカブトムシ、ミヤマクワガタノコギリクワガタ、オオクワガタ、ヒラタクワガタ、ヒメオオクワガタなどがいました。また、世界のカブトムシ・クワガタムシではヘラクレスオオカブト、アトラスオオカブト、セアカフタマタクワガタ、ニジイロクワガタ、パワランオオヒラタクワガタギラファノコギリクワガタなどがいました。(他にもいましたがこれ以上は覚えていません。ごめんなさい🙇)

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この子たち以外にもたくさんいました。

左の写真に薄っすら私が映っていますが気にしないでください!!

私は基本的に日本のカブトムシ・クワガタムシの方が海外のよりも好きだったのですが、実際目にしてみると海外のカブトムシ・クワガタムシもいいなぁと思いました。海外のカブトムシ・クワガタムシを飼いたい気持ちがわかりました。

バッタやセミ、ナナフシなどのコーナー

ここでは主に大きいバッタやセミ、ナナフシなどの標本が展示されていました。ここのコーナーで面白かったのは昆虫の大きさをわかりやすく表現するためにリコーダーやお好み焼きソースなどを使って昆虫と比較していたことです。

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上の写真を見てわかる通り、左上の写真のナナフシはリコーダーと比較されています。そして、右上の写真のセミお好み焼きソースと比較しています。お好み焼きソースを使ってくるあたりが大阪らしいですね。左下の写真ではマジックペン、右下の写真ではうちわと比較されていますね。
 

蝶がいる温室へ

温室は暑かったです。気温計を見ると30℃を超えていました。真夏ではひょっとすると温室内の方が涼しいかもしれませんが... 温室内ではオオゴマダラなどの私の住んでいる地域の近くではまずお目にかかることのできない蝶に出会うことができました。

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エサ場に集まる蝶たち

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花の蜜を吸っています!!!



蝶コーナーへ

蝶コーナーでは世界の美しい蝶が見られました。モルフォ蝶やアカエリトリバネアゲハを中心とした蝶が多かったです。また、私はアカエリトリバネアゲハ推しですが、モルフォ蝶の美しさやその輝きには驚かされました。

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蝶コーナー

テレビなどで蝶には羽自体(鱗粉)に色があるわけではなく、光の反射を利用して色を生み出しているものもいるという話を聞いたことがあったので実際どうなんだろうと思い、横からも見てみました。すると、正面から見た時はきれいな青色だったのに、横から見ると、茶色に見えました。やはり、蝶には羽の色が光の反射との関係で決まるものもいるのだなと実際にやってみて思いました。

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左の写真は正面から見た状態。右の写真は横から見た状態。

最後に 

箕面昆虫館は少し小さかったり、歩いて行くのに多少疲れたりはしますが、行って後悔はしないと思います。特に蝶のコーナーでは奇麗な蝶が多く展示されているのであまり昆虫好きではない方でも楽しめるのではないかと思います。現在はコロナで入場制限が設けられていますが、ぜひ機会があれば感染しないよう気を付けながら行ってみてください。